大峰 旭ノ川(新宮川水系旭川)
2018年6月30~7月1日
自主山行
メンバー:ニンニン(CL)、しょう(SL/記)、ゆうこりん
コースタイム:
1日目
12:25~12:53奥吉野発電所⇒13:09林道車止め⇒13:58~14:20入渓点(カーブミラー)
⇒14:28入渓⇒16:16幕営地
2日目
6:48幕営地⇒8:17二重滝⇒8:45大岩⇒10:30長淵ゴルジュ⇒11:15引木滝⇒11:55出合滝
⇒12:26出合滝(上部)⇒13:52林道車止め
1日目は釣りをしながらのんびり遡行して幕営地へ、雨の影響で薪に火がつかずに焦る場面もあったが、秘密兵器のバーナーで点火。前日に雨が降った日などに幕営する場合はバーナーが必須のようだ。夜に雨が降ったが2日目の朝の増水は特に無し。
2015年の台風の影響で沢が崩壊したらしく、メインの二重滝、長淵ゴルジュ、引木滝の釜などが砂利で埋まっていた。長淵ゴルジュは足はつかずに泳ぐことができた。
沢崩壊前の旭ノ川を知るニンニンさんは寂しそうにしていた。
P.S. 沢の神様へ
遡行後の林道歩きの時だけ天気が良くなるのはやめて下さい。
1日目
奥吉野発電所~林道車止め
国道168号から旭ダム方面へ行くと奥吉野発電所の駐車場がある。
ここでトイレ、準備を済ませてさらに奥に進み釈迦ヶ岳登山口へ向かう道との分岐を左に入り少し行った所で車を止めた。車高の高い車じゃないと奥まで行けないと思われる。
林道車止め~入渓点
50分ほど来た道を戻って入渓点のカーブミラーへ
おそらく沢好きの人が巻いたと思われる赤布が目印です。
入渓点~入渓
踏み跡があるので、迷わず沢へ下降できる。ただ湿っているとものすごく滑ります。
吊り橋が近くにある沢に入渓。水も思ったほど冷たくなく気持ちいい!
入渓~幕営地
初日は時間がたっぷりあるので、釣りをしながら幕営地までのんびり遡行。
河原が途切れる手前に幕営適地を発見。タープを張って、薪集め。
途中で雨が降ってきましたが、美味しいカレーと鹿肉で楽しい一夜を過ごしました。
2日目
翌日、前日の雨の影響での増水は特になし。
今回は全員下半身ウエットスーツにライフジャケットを着用。
幕営地~二重滝
河原歩き、たまに泳ぎを繰り返して、二重滝に到着。
一段目、二段目共に左岸から問題なく登る。
二重滝~大岩
大岩前の3mの滝、2015年の沢崩落前は今回砂利で埋まっている箇所はきれいな釜があったらしいが、現在はその面影はなく、歩けるほどになっていた。
歩いて右岸へ取り付きトラバースしながら超えていく。
後続は滝の横の鈍角の隙間を登って行く。
3mの滝を抜けると大岩が姿を現す。
大岩~長淵ゴルジュ
長淵ゴルジュ前にもミニゴルジュがあった。
簡単に巻くことはできるが長淵ゴルジュの肩慣らしに泳いで突破する。
今回のメインの長淵ゴルジュに到着。
左岸をへつって泳いで行くがしっかり掴める所がなく、気を緩めると岩から手が離れて流されていく。
ザックをニンニンさんに預けて中間手前のレストポイントまで左岸から右岸に向かって泳いで行く。
そのまま後半も泳いで突破を試みるが流れが速く、押し戻されてしまう。
ゴルジュの右岸側は流れが速いが、左岸は流れが遅そうだった。
左岸を泳いで行くと難なく突破できた。
後続も同じルートで突破。
ゴルジュの最後は砂利で埋まって歩けるが、ここも崩壊前は泳いで突破をしていたと思われる。
長淵ゴルジュ~引木滝
引木滝も砂利で釜が埋まっていました。
滝の突破を試みるが敗退。
滝の右岸の岩壁にあぶみをかけて突破。
ちなみにアブミがなくても突破可能。
引木滝~出合滝
途中に岩の洞窟を発見。
自然の造形美は美しい。
吊り橋が見えたら出合滝は目の前
出合滝
出合滝はロープで確保して登攀。
人によってはロープが必要。
出合滝~林道車止め
滝上部から吊り橋までもドロドロで滑ります。
吊り橋も今にも壊れそうで怖い。
そしてなんと言っても出渓後のこの天気の良さ。
沢の神様、やめてください。
後は汗だくで林道を駐車場まで歩いて今回の沢登りは終了です。
ヒル情報:見なかった
フリクション:良い
携帯電波状況:国道168号付近まで入らない
◆以前の記録
2013年7月14日